危険物搭載の列車が脱線して爆発の恐れ、住民に避難命令 米オハイオ州

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ドローンで撮影した事故の様子=4日/Gene J. Puskar/AP

ドローンで撮影した事故の様子=4日/Gene J. Puskar/AP

(CNN) 米オハイオ州イーストパレスタインで列車が脱線し、大規模火災が続いている。当局は現地時間の5日夜、爆発の危険があるとして周辺の住民に直ちに避難するよう呼びかけた。

オハイオ州のマイク・デワイン知事は5日に発表した声明で、車両内の温度が過去2時間の間に激変したと説明。タンカーが爆発すれば、破片が1マイル(約1.6キロ)の範囲にまで飛び散る可能性があるとした。

危険物を積んだノーフォーク・サザン鉄道の列車は3日に脱線して炎上。環境への影響も懸念されている。

現場では爆発を防ぐための作業が続けられているが、付近の住民は今すぐ避難する必要があると知事は強調した。地元当局者によると、半径1マイル圏内の住民は既にほとんどが避難しているが、500人あまりが自宅に残っているという。

当局はまた、環境への影響についても観測を続けている。

調査に当たっている国家運輸安全委員会(NTSB)によると、脱線した列車は100両以上の編成で、うち約20両が危険物を搭載していた。

NTSBの4日の発表によると、脱線した10両のうち5両は塩化ビニールを搭載していた。圧力解放装置以外からの塩化ビニールの放出は確認されていないとしている。

現場で緊急対応に当たっている環境保護庁(EPA)の調整官は、大気や水を検査した結果、5日の時点で異常な値は検出されず、品質は安定した状態が続いているとしながらも、いつ状況が変わってもおかしくないと強調した。

人口約5000人の町全体と、現場から半径1マイル以内の住民を対象とする避難命令は、5日現在も解除されていない。

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