米SEAL元隊員、ウクライナの戦闘で死亡 軍から無断離脱も

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(CNN) 米海軍は20日、特殊作戦部隊SEALの元隊員で2019年に米軍の軍務を無断で離れる脱走兵となっていた男性がウクライナの戦闘で今月18日に死亡したと発表した。

米軍からの離脱は19年3月11日だったが、海軍は声明でウクライナでの戦闘に加わったいきさつには触れなかった。

米国務省はウクライナ内での戦闘で米国人1名が最近死亡したことを確認したが、遺族のプライバシーへの配慮を理由に詳しい状況などは説明しなかった。

海軍の軍役記録によると、男性は05年に海軍に入隊。翌年にはSEALの訓練課程を終えていた。イラクやアフガニスタンの軍事作戦に出動し、勲章なども獲得していた。ただ、14年初めから15年末まで軍務の中断があったもののその理由は記されていなかった。

海軍当局者によると、男性はSEALの一員の証(あかし)でもある記章「トライデント」も取り上げられていた。この剥奪(はくだつ)は、隊員としての要件をもはや満たさないとの判断を受けたものだったという。

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