ウクライナへの戦車供与に「代わる措置なし」、ゼレンスキー氏が訴え

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「戦車に関する決定を下す以外の選択肢はない」と、ゼレンスキー氏が訴えた/Ukraine Presidential Office

「戦車に関する決定を下す以外の選択肢はない」と、ゼレンスキー氏が訴えた/Ukraine Presidential Office

(CNN) ウクライナのゼレンスキー大統領は20日、ドイツのラムシュタイン米軍基地での会合で装備品供与に関する合意がまとまらなかったことを受け、主力戦車の供与に「代わる措置」はないと訴えた。

ゼレンスキー氏は夜の演説で、「我々は現代型戦車の確保に向けまだ戦う必要がある。ただ、我々は戦車に関する決定を下す以外の選択肢がないことを日々明確にしている」と発言。「パートナー国は断固たる姿勢を崩していない。我々の勝利に必要なだけウクライナを支援してくれるだろう」と述べた。

ゼレンスキー氏はまた、2022年末に訪米して以降の外交努力の結果、ウクライナは強化されたと説明。協力国から追加の火砲や装甲車「数百両」、多連装ロケット砲のロケット弾、対空兵器が供与されたと明らかにした。

さらに「バイデン米大統領や全ての連邦議会議員、自由が負けることはないと分かっている全ての米国人に感謝する」としたうえで、欧州諸国やカナダが今週ウクライナ兵器支援を強化したことにも謝意を示した。

ラムシュタインの会合ではウクライナへのレオパルト2戦車の供与で合意に至らなかったものの、ウクライナのレズニコウ国防相は「素晴らしい」会合だったとしている。

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