米議会襲撃調査委、最終報告書とトランプ氏の刑事訴追付託を承認

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米議会議事堂襲撃事件を調査した下院特別委員会/Pool

米議会議事堂襲撃事件を調査した下院特別委員会/Pool

(CNN) 2021年1月6日の米議会議事堂襲撃事件を調査する下院特別委員会は19日、最終の公開会合を開き、議事堂襲撃に関する最終報告書およびトランプ前大統領らの刑事訴追を付託することを承認した。

下院特別委によると、同委員会は司法省に対し、公的手続きの妨害、米国に対する詐欺、虚偽証言、反乱への支援などの供与の各罪状でトランプ氏を訴追することを付託した。

最終報告書は21日に公表される予定。

下院特別委は19日の公聴会で、これら4つの罪状でトランプ氏の訴追を付託する十分な証拠があると述べた。

下院特別委のメンバーである民主党のジェイミー・ラスキン下院議員は、「20年大統領選に関するトランプ氏の行動に関係する可能性のある法令はこれだけではない」と指摘。「司法省が固める証拠次第では、トランプ氏の行動は別の刑事上の違反の引き金になりうる」と述べた。

下院特別委はまた、弁護士のジョン・イーツマン氏らについても司法省に捜査と訴追を付託した。

イーツマン氏に関しては、公的手続きの妨害や米国に対する詐欺の共謀で司法省に訴追を付託するだけの証拠があるという。ラスキン氏はまた、これ以外の人物の行動についても司法省の捜査と訴追の対象となる可能性があると述べたが、具体的に誰なのかは言及しなかった。

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