トランプ氏チーム、機密指定の文書2点をフロリダ州の保管庫で発見

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トランプ前米大統領/Joe Raedle/Getty Images

トランプ前米大統領/Joe Raedle/Getty Images

(CNN) トランプ前米大統領の弁護士らに雇われたチームがフロリダ州の保管庫を捜索した際、機密指定のマークのある文書2点が見つかったことが分かった。事情に詳しい関係者がCNNに明らかにした。

これらの文書は連邦捜査局(FBI)に引き渡された。捜索はトランプ氏の所有する不動産4カ所で行われたが、これ以外には機密指定のマークの入った文書は見つからなかったという。

文書の発見については米紙ワシントン・ポストが最初に報じた。

2人組のチームがニューヨーク市のトランプタワー、ニュージャージー州ベッドミンスターにあるゴルフクラブ、フロリダ州にあるオフィスの所在地、今回の文書2点が見つかった保管庫を捜索した。一般調達局(GSA)はトランプ氏がホワイトハウスを去った後、所持品をこの保管庫に送っていた。

4件の捜索は、すべての文書が連邦政府に返却されたわけではないとの懸念を司法省が示す中で行われた。事情に詳しい別の情報筋によると、捜索はここ数週間の間に行われ、トランプ氏の弁護チームが監督したという。

トランプ氏の弁護士らは、連邦捜査員がベッドミンスターでの捜索に立ち会うことを司法省に提案したが、受け入れられなかった。こうした司法省の反応を踏まえ、他の不動産の捜索については同様の申し出を行わなかったという。

司法省が法執行機関以外によって行われる捜索に立ち会うことはほとんどない。司法省はコメントを控えた。トランプ氏の広報担当者は、トランプ氏および弁護士は「引き続き協力的で透明性を確保している」と述べた。

CNNは以前、政府の機密文書をすべて回収するという司法省側の要望を満たすため、トランプ氏の弁護チームがフロリダ州の自宅「マール・ア・ラーゴ」への連邦当局の捜索を再度認めることを検討していると報じていた。

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