米軍が南シナ海で「航行の自由」作戦、米中首脳会談後初めて

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フィリピン海を航行するチャンセラーズビル=2016年6月18日/Mass Communication Specialist 2nd Class Ryan J. Batchelder/U.S. Navy/AP

フィリピン海を航行するチャンセラーズビル=2016年6月18日/Mass Communication Specialist 2nd Class Ryan J. Batchelder/U.S. Navy/AP

ソウル(CNN) 米海軍の誘導ミサイル巡洋艦「チャンセラーズビル」は29日、今月14日の米中首脳会談以降で初となる南シナ海での「航行の自由」作戦を実施した。米中両軍は作戦実施後、激しい言葉の応酬を交わした。

中国軍は声明で、チャンセラーズビルが「中国政府の承認なしに南沙(スプラトリー)諸島や岩礁の近くに違法進入した」と主張した。

中国側はこの動きについて、「米国が南シナ海における安全保障リスクの真の生みの親」であることを示すものだとしている。一方、米海軍第7艦隊の声明では人民解放軍(PLA)の発表を「虚偽」と呼び、南シナ海での米国の行動に関してまたも不正確な形容の仕方をしたと指摘した。

米海軍の報道官によると、南シナ海で両軍が対峙(たいじ)するのは、バイデン米大統領と中国の習近平(シーチンピン)国家主席が2週間前に主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)の場で対面会談して以来初めて。

バイデン氏は会談後、一部の分野では緊張緩和で前進があったが、米中関係が過去数十年で最悪の状態に冷え込む要因となっている問題の数々を解決するには程遠かったとの認識を示した。

中国は約340万平方キロに広がる南シナ海のほぼ全域や、スプラトリー諸島を含む南シナ海の島しょの大半に対して「疑う余地のない主権」を主張している。

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