ジョギング中の黒人男性射殺、憎悪犯罪で白人親子に終身刑 米

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父親と共に終身刑を言い渡されたトラビス・マクマイケル被告/Octavio Jones/Pool/Getty Images/FILE

父親と共に終身刑を言い渡されたトラビス・マクマイケル被告/Octavio Jones/Pool/Getty Images/FILE

(CNN) 2020年に米ジョージア州ブランズウィック近郊でジョギング中の黒人男性アマド・オーブリーさん(当時25)が殺害された事件で、連邦地裁は8日、憎悪犯罪で有罪評決を受けた白人親子のグレゴリー・マクマイケル、トラビス・マクマイケル両被告に終身刑を言い渡した。

殺害に関与した近隣住民のウィリアム・ブライアン・ジュニア被告にも禁錮35年を下した。同被告の刑は州裁判所の量刑と同時に執行されることになる。

被告3人全員が既に州裁判所で殺人罪などで終身刑の判決を受け、服役している。

判決前にはオーブリーさんの母親ワンダ・クーバージョーンズさんが「息子は1度や2度ではなく3度撃たれた」と述べ、量刑ガイドラインに沿った最も重い刑罰を希望すると判事に伝えていた。

本裁判の陪審団は今年2月、被告はオーブリーさんに対する人種的敵意から犯行に及んだとの検察側の主張を認め、有罪評決を下した。トラビス被告はレミントン社製の散弾銃、グレゴリー被告はマグナムリボルバーの使用と携帯で有罪となった。

トラビス、グレゴリー両被告には誘拐未遂の罪で禁錮20年も言い渡された。これは州の量刑と同時に執行される。

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