荒天で空母から吹き飛ばされた米海軍機、2900メートルの海底から回収

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米空母ハリー・S・トルーマン/Gerard Bottino/SOPA Images/LightRocket/Getty Images

米空母ハリー・S・トルーマン/Gerard Bottino/SOPA Images/LightRocket/Getty Images

(CNN) 米海軍は、7月に予想外の悪天候で空母から吹き飛ばされた軍のジェット機を、今月3日に地中海の深さ約2900メートルの海底から回収したと発表した。

発表によると、ジェット機は7月8日に空母ハリー・S・トルーマンの艦上から吹き飛ばされた。

回収作業には遠隔操作車両を使用。海底に沈んだジェット機に特殊なワイヤを装着し、ワイヤをフックでつり上げて機体を海上に浮上させ、多目的建設作業船エベレストの上に引き揚げた。

海上から引き揚げてエベレストに載せた機体は近くの軍の施設に運んだ。そこから米国に輸送される予定だとしている。

回収作業には、海軍のタスクフォース(CTF)68、海軍海洋システム司令部の引き揚げ・潜水部隊、大西洋海軍打撃戦闘機団、米第6艦隊など、さまざまな部隊がかかわった。

第6艦隊で引き揚げを担当するミゲル・ルイス少佐は「合同チームの迅速な対応により、事故発生から27日以内に無事、回収作業を実施できた」とコメントしている。

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