米空軍、極超音速兵器の発射実験成功と発表

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離陸するB52H戦略爆撃機=2020年8月、米カリフォルニア州のエドワーズ空軍基地/Matt Williams/412th Test Wing Public Affairs/USAF

離陸するB52H戦略爆撃機=2020年8月、米カリフォルニア州のエドワーズ空軍基地/Matt Williams/412th Test Wing Public Affairs/USAF

ワシントン(CNN) 米空軍は16日、極超音速兵器の発射実験を14日にカリフォルニア州南部沖で行い、成功したと発表した。

B52H戦略爆撃機から発射した空中発射型即応兵器(ARRW)が、音速の5倍(マッハ5)のスピードに達したという。飛行時間や高度などの詳細は公表していない。

空軍の兵器開発部門を率いるヒース・コリンズ准将は「ARRWチームと兵器事業、空軍にとって大きな成果だ」と述べた。

ARRWの発射実験はこれまで3回、失敗を繰り返していた。空軍は先月、実験が正常に実施されなかったため、完成予定は今年10月からの2023会計年度にずれ込むとの見通しを示した。

米議会では最近、極超音速兵器の開発で中国やロシアに後れを取っているとの懸念が指摘され、国防総省も重点を置いている。

中国が昨年発射実験に成功した極超音速兵器は、地球周回軌道を回った後、標的に到達した。

実戦ではロシアが3月、ウクライナ侵攻で初めて使用したと発表した。米国防総省によると、ロシアはウクライナに対し、侵攻開始からこれまでに計10~12発使っている。

米国は3月中旬、外気吸入型極超音速巡航ミサイル(HAWC)をB52爆撃機から発射する実験にも成功していた。これについては、バイデン大統領の欧州訪問を前にロシアとの緊張が高まることを避けるため、今月になるまで公表を控えた。

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