米最高裁、「中絶合憲」判例覆す意見起草か 報道受け抗議デモ

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米最高裁、「中絶合憲」覆す意見起草か 専門家が分析

(CNN) 米連邦最高裁の保守派判事が最近、人工妊娠中絶を容認した1970年代の判例を覆す多数意見の草案を書き、米政治専門紙「ポリティコ」がその内容を報じたことを受けて、中絶の権利を主張する活動家らが2日、最高裁前に集まって抗議デモを展開した。

現場ではデモの参加者らが怒りをあらわにしたり、互いに慰め合ったりする姿がみられた。「運動に全力を尽くしてきたのに」と、無力感を口にする活動家もいた。

最高裁は1973年、中絶を禁じたテキサス州の法律をめぐる「ロー対ウェード裁判」で、この州法を違憲とし、女性に選択の権利を認める判決を下した。

問題の意見書案は、妊娠15週以降の中絶を禁じた南部ミシシッピ州法の合憲性をめぐる裁判で、保守派のサミュエル・アリート判事が書いたとされる。

ポリティコによれば73年の判決を覆す内容で、2月初めに回覧された。最終的な意見書が公表されるのは6月末以降になる見通しで、その前に判事らの賛否や文言が変わる可能性もある。

ポリティコは草案が本物であることを確認済みとしているが、CNNは独自に真偽を確認していない。最高裁の報道担当者はCNNの取材に対してコメントを控えた。

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