バイデン米大統領、年内にイスラエル訪問 首相との電話会談で表明
(CNN) バイデン米大統領は6日、イスラエルのベネット首相と電話会談し、今年中に同国を訪問すると表明した。
米ホワイトハウスの発表によると、両首脳は会談で、イランや同国系勢力の脅威など、中東における安全保障上の問題を中心に協議。バイデン氏は中東の安定と連携強化に向けた協力姿勢を強調した。
会談では、米軍が2日にシリアで過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」のアブイブラヒム・ハシミ・クライシ指導者を殺害した作戦も取り上げられた。
イスラエル政府の発表によると、ベネット氏は作戦の成功に祝意を表し、「米軍部隊の勇気ある作戦のおかげで、世界の安全が強化された」と述べた。
バイデン氏は、イスラエルのミサイル迎撃システム「アイアンドーム」を含めた安全保障に対する「揺るぎない支持」を改めて表明した。
両氏はさらに、ウクライナ情勢についても意見を交換したという。
両首脳は昨年8月、ベネット氏の訪米時にホワイトハウスで初めて会談していた。