感染者数の1日分の増加、新規接種者の2.4倍 米CDC

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米オハイオ州の病院で勤務する医療従事者/CNN

米オハイオ州の病院で勤務する医療従事者/CNN

(CNN) 米疾病対策センター(CDC)などは15日までに、国内の新型コロナウイルスワクチンの接種に関する最新データを公表し、1日あたりの新規感染者数が日ごとの新たな接種者数の約2.4倍の水準に達している状況を報告した。

13日に公表された最新データによると、ワクチン投与を新たに受ける住民らは1日あたり約33万3000人。米ジョンズ・ホプキンス大の集計によると、1日の新規感染は平均で約78万6000人となっている。

接種を完了したのは全ての年齢を含めた総人口のうち62.8%にあたる約2億900万人。投与を一切受けていないのは接種資格がある5歳以上のうちの少なくとも20.6%で、人数にして少なくとも6400万人。

接種のペースは7日間の1日あたりの平均で129万1013件。このうちの約73万5000件は追加接種「ブースター」となっている。ブースターをこれまで終えたのは計約7810万人。

所定回数の接種やブースターをこれまで終えたのは総人口のうちの約23%となった。

CDCのワクチン接種に関するデータはあくまで推定で、完了した人やブースター接種者の人数は過小評価で、少なくとも1回接種したとする人数は過大評価されている可能性があるともした。

また、ジョンズ・ホプキンス大は14日、1日あたりの発症率の平均数字は過去2週間で倍以上になったとも報告。米国は来週にもパンデミックが始まって以降、住民ら5人のうち少なくとも1人が感染した状況に直面する可能性があるとした。

同大によると、新型コロナ関連での新たな死者数は14日の時点で1日あたりの平均で1673人。1週間前に比べ31%増えた。

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