四つんばいの教師らが金あさり 懸賞イベント主催者が非難浴び謝罪 米

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ゲームの後、獲得した1ドル札を数える教師たち/Erin Woodiel/Argus Leader/USA Today Network

ゲームの後、獲得した1ドル札を数える教師たち/Erin Woodiel/Argus Leader/USA Today Network

州教員組合の理事長もまた同様の声明を発表。サウスダコタ州教育協会のローレン・ポール氏はCNNに対し、先のイベントが「善意で意図されたものかもしれないが、自らの生徒のニーズを満たすために必要なリソースを、教育者が持ち得ていないという事実を明確にした」と述べた。

今回のイベントは、アマチュアの米国ホッケーリーグに所属するチーム「スーフォールズ・スタンピード」が地元の金融業者と手を組んで主催した。

主催者は声明で、このプロモーション事業は地域の教師および彼らの授業のために資金を集めることを目的としたものだったと説明。教師31人から参加の応募があり、無作為に参加者10人を選んだとし、「我々は教師たちが所属する学校、資金がどう使われるかを紹介した一方、教師たちはそれぞれ、イベントに先立ってプロフィルを紹介された」としている。

また、「我々の意図は、教師たちにポジティブで楽しい経験を提供するというものだったが、それがどれほど品位を欠いた、侮辱的なものに見えているかは理解できる。参加した教師、および教師という職業全体をおとしめるかのような内容になっている」「我々は深く後悔しており、今回の件が引き起こしたであろう困惑について、全ての先生方に謝罪する」と述べた。

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