お化け屋敷の脅し役が本物のナイフ、男児が切られ負傷 米オハイオ州

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米オハイオ州にあるお化け屋敷で、従業員が本物の刃物で来場者の男児を負傷させる出来事があった/WOIO

米オハイオ州にあるお化け屋敷で、従業員が本物の刃物で来場者の男児を負傷させる出来事があった/WOIO

(CNN) 米オハイオ州クリーブランド郊外に開設されているお化け屋敷のアトラクションで、11歳の男児が脅し役の男性従業員(22)に本物のナイフで足を切られ、負傷したことが分かった。地元警察によると、従業員は過失傷害の罪に問われている。

お化け屋敷を所有する企業の社長によると、入り口付近にいた男児に本物のナイフを持った従業員が近付き、脅そうとした。

男児の母親がCNN提携局に語ったところによれば、男児が「偽物だ。怖くない」と言い返したのに対し、従業員は地面にナイフを突き刺してみせた。これが男児のサンダルに刺さり、男児は足の親指に切り傷を負ったという。同社社長は、長さ8ミリほどの傷だったと述べた。

周囲の従業員らが救護エリアに運び、傷口を消毒した。男児はそれ以上の手当てを断り、駆け付けた母親とともにアトラクションを最後まで楽しんだとされる。母親は「大きな騒ぎにはしたくなかった」と話している。

このアトラクションで脅し役が本物の武器を持つことは固く禁止されている。地元警察の幹部はCNN提携局とのインタビューで、「ゴム製のナイフを使うべきだったのに本物を持ち込んだのは、明らかに本人の判断ミスだった」と指摘した。本人は深く謝って男児に付き添い、手当てを手伝っていたという。

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