バイデン大統領、菅首相と会談へ 中国に「明確なシグナル」

米国時間の16日、バイデン米大統領(左)と菅義偉首相が会談する/Getty Images

米国時間の16日、バイデン米大統領(左)と菅義偉首相が会談する/Getty Images

(CNN) バイデン米大統領は米国時間の16日、菅義偉首相と会談する。米国が外交政策の軸足を再び東アジアに移す中、中国に対して最近の対台湾強硬姿勢に反対する日米の一致した立場を打ち出す見通しだ。

バイデン氏がホワイトハウスで外国首脳と対面会談するのは初めて。政権高官によると、両首脳は新型コロナウイルス禍やバイデン政権による北朝鮮政策の見直し、地域安全保障、気候危機、対中関係、ハイテク政策について議論するとみられている。

ただ、最大の焦点の一つになるとみられているのは中国だ。同高官によると、両首脳は中国について突っ込んだ協議を行う見通し。背景には、日米が「平和と安定の維持に向けた互いの約束を強調し、緊張緩和の措置を取り、挑発を思いとどまらせるため、堅実かつ慎重な役割を果たすことを試みている」状況があるという。

同高官は「中国が取っている行動の一部は、平和と安定を維持するミッションの対極にあるという明確なシグナルを我々は送ろうとしている」と述べ、台湾防空識別圏(ADIZ)への最近の進入にも言及した。

中国は12日、台湾のADIZ内に軍用機25機を派遣。台湾国防部によると、台湾は昨年9月から中国機のこうした動きを定期的に報告しているが、今回の進入はそれ以降で最大の規模になったという。

ただ一方で、この高官は「日中間に深い経済的、商業的なきずながあることは我々も認識している。菅首相は慎重に事を運びたい考えであり、我々はそれを尊重する」とも述べた。

同高官によると、管氏はまず午前中に私的な会合に臨み、米海軍天文台にある公邸でハリス副大統領と接触する。

続けてホワイトハウスを訪れ、バイデン氏との間で長時間の自己紹介を行う。両首脳が「互いのことを良く知るチャンスになる」(同高官)という。その後は高官やバイデン政権の閣僚も交えて拡大会合を行う見通し。

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