ドライブスルー投票は「違憲」の申し立て、米テキサス州最高裁が棄却

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ドライブスルー方式の投票は「違憲」とする申し立てが州最高裁で棄却された/Go Nakamura/Getty Images

ドライブスルー方式の投票は「違憲」とする申し立てが州最高裁で棄却された/Go Nakamura/Getty Images

(CNN) 米テキサス州ハリス郡が実施したドライブスルー方式の期日前投票は違憲だとする共和党議員らの申し立てが、州最高裁で棄却された。

ハリス郡では3日の大統領選・連邦議会選に向けた新型コロナウイルス感染対策の一環として、郡内10カ所にドライブスルー方式の投票所を開設。10月30日締め切りの期日前投票では、投票数の約1割に当たる12万7000票がドライブスルーで投じられた。この方式は3日の投票日も利用できることになっている。

これに対して、再選を目指す下院議員ら共和党の4人が先週、州最高裁とヒューストン連邦地裁に訴えを起こし、大量の票が無効とされるかどうかが注目されていた。

原告側は、ハリス郡の投票方式を州議会でなく、民主党のホリンズ郡書記官が独断で決めたことは違憲だと主張。さらに州内のほかの郡にない方式を同郡だけが採用したことは憲法上の平等権に反するとの立場を示した。

テキサス州最高裁の判事は全員が共和党だが、ドライブスルー投票については共和党側の主張を退ける判断が下された。連邦地裁での緊急審理は2日午前に予定されている。

ホリンズ氏は訴えが棄却された直後、CNNとのインタビューで「法がわれわれの味方であることは分かっている」と強調した。

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