トランプ氏、フロリダ州で大統領候補指名受諾へ ノースカロライナ州から変更

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トランプ氏が党の候補指名をフロリダ州ジャクソンビルで受諾すると発表した/Doug Mills/Pool/Getty Images

トランプ氏が党の候補指名をフロリダ州ジャクソンビルで受諾すると発表した/Doug Mills/Pool/Getty Images

(CNN) 米共和党全国委員会は11日、トランプ大統領が今年の大統領選に向けた党の候補指名をフロリダ州ジャクソンビルで受諾すると発表した。当初はノースカロライナ州シャーロットでの党大会開催を予定していたが、新型コロナウイルスを巡る州知事との対立を受け、イベントの大半をジャクソンビルに移すことに決めた。

共和党全国委員会のマクダニエル委員長は声明で、「ジャクソンビルという偉大な都市で重要な機会を祝うことになり、興奮している」と言及。「フロリダはトランプ氏の心の中で住民登録先として特別な位置を占めているのみならず、2020年大統領選の勝利に向けた道のりにおいても極めて重要だ」などと述べた。

声明によれば、トランプ氏は1万5000人を収容できるアリーナで演説を行う予定。

今回の発表に先立ち、ノースカロライナ州のクーパー知事(民主党)とトランプ氏の間では数週間にわたり対立が続いていた。クーパー氏側は新型コロナウイルスの懸念を指摘しつつ、シャーロットでの共和党大会開催を実現するべく模索。一方、トランプ氏は、保健当局者の懸念にもかかわらず満員の会場での開催を譲らない姿勢を示してきた。

共和党はシャーロットで党大会を開催する契約を結んでおり、日程の一部は同市で開催する義務がある。代議員による大統領候補の正式選出はシャーロットで行う一方、トランプ氏本人はそこから数百キロ離れたジャクソンビルで指名を受諾するという異例の大会となる。

トランプ陣営はジャクソンビルを開催地に選ぶことで、ノースカロライナと並ぶ激戦州であるフロリダに大きくてこ入れした形だ。

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