トランプ氏、国防長官を「解任寸前」に翻意 米紙

抗議デモへの対応を巡りエスパー国防長官(左)が解任の瀬戸際に立たされていたという/Getty Images

抗議デモへの対応を巡りエスパー国防長官(左)が解任の瀬戸際に立たされていたという/Getty Images

(CNN) 白人警官による黒人男性暴行死事件を受けて全米規模に広がった抗議デモへの対応策を巡り、トランプ大統領が自ら示した軍兵士を投入しての制圧に異議を唱えたエスパー国防長官の解任を図ったものの周囲の反対を受け寸前で翻意していたことが11日までにわかった。

米紙ウォールストリート・ジャーナルが複数の当局者を引用して報じた。トランプ氏はエスパー氏の反対姿勢について顧問らに意見を尋ねた後、思いとどまったという。

一方、エスパー長官自身も書簡の用意も含め辞任の準備をしていたが、同省当局者らが引き留めていたという。

CNNの取材に応じたトランプ政権当局者によると、長官は軍投入の是非を巡って大統領との意見対立が公になった後、辞任を考慮。トランプ氏が怒り、解任に踏み切ることも有り得ることを承知していたという。

トランプ大統領は抗議デモの激化を受け、軍の出動も辞さない考えを表明。これに対しエスパー長官は今月3日、現役兵士を治安維持の任務に就かせるのは最後の手段との考えを会見で示し、「我々はそのような状況に今はない」とトランプ氏の姿勢とは一線を画していた。

CNNの取材によると、長官のこの発言はホワイトハウス内で不興を買い、マクナニー大統領報道官は会見でトランプ氏のエスパー氏への信頼感を問う質問には直接答えてもいなかった。

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