米NY市、密集回避違反の通報制度を導入

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ビニールの袋をかぶって外を歩く女性。ニューヨーク市では密集回避措置などの違反行為を発見した場合に通報する制度を導入した/SCOTT HEins/GETTY IMAGES

ビニールの袋をかぶって外を歩く女性。ニューヨーク市では密集回避措置などの違反行為を発見した場合に通報する制度を導入した/SCOTT HEins/GETTY IMAGES

(CNN) 米ニューヨーク市のデブラシオ市長は19日までに、新型コロナウイルス対策として打ち出している密集回避や他人との間に一定の物理的距離を置く措置への違反行為を市民が見つけた場合、写真を撮るなどして当局に通報出来る新たな制度を発表した。

市民が混雑する場所を発見した際、当局の警戒態勢へつながる電話番号に写真などと共にテキスト送信することを呼びかけている。

市長はツイッター上で、「密集回避などの重要性を認識してもらいたい市民が今なお一部にいることは承知している」と指摘。「多数の人間が集まっていたり非常に混み合っているスーパーマーケットなどを見つけたりした場合、直ちに報告してもらいたい」とし、「事態の解決に役立つ」と要請した。

「写真を送ってもらえれば、権限の執行を即座に行う」とも説明。「新たな制度は命を救うためのもので、対人距離を取ることが市内で続いていることを確認出来る方途」と続けた。

ニューヨーク市では新型コロナの深刻な被害が出ている。米ジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、市内での死者数はこれまで1万3000人以上となっている。

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