ウィスコンシン州予備選開票、バイデン氏の勝利確実

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バイデン前米副大統領。ウィスコンシン州予備選での勝利が確実となった/pool

バイデン前米副大統領。ウィスコンシン州予備選での勝利が確実となった/pool

(CNN) 11月の米大統領選に向け、ウィスコンシン州で7日に実施された民主党予備選が13日に開票された。CNNの集計によるとバイデン前副大統領が勝利を確実にした。

対抗馬のサンダース上院議員は8日に候補者指名争いからの撤退、13日にバイデン氏支持を表明し、すでにバイデン氏の指名獲得が確実となっている。

同州では新型コロナウイルス感染拡大で外出禁止令が続くなか、投票の機会を奪われる有権者がいるとして、民主党のエバーズ知事が投票延期を主張したが、共和党主導の議会と州最高裁がこれを阻止。ただし連邦最高裁は、郵送による投票の期限を6日間延長し、それまで開票作業を始めてはならないとの判断を下していた。

郵送投票は7日までの消印があれば有効とされた。だが同日の時点で、郵送投票を希望した130万人のうち1万1000人は投票用紙さえ届いていなかったとされ、投票所まで足を運ぶか棄権するかの選択を迫られることになった。

共和党が予定通りの投票を主張した背景として、7日に同時実施された州最高裁判事選挙で保守系判事が再選を目指していたという事情を指摘する声もある。民主党支持層の多い州最大都市ミルウォーキーで当日開設された投票所は、予定されていた180カ所に対し、5カ所にとどまった。

地元紙の報道によると、13日にはミルウォーキー市民14人のグループが、一部での再投票や投票しなかった有権者を対象とする郵送投票実施を求め、連邦裁判所に訴えを起こした。民主党の全国、州組織も、さらなる法的措置を目指すとの構えを示している。

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