感染拡大、米国民への「リスク低い」とトランプ氏

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ペンス米副大統領がコロナウイルス対策を指揮 米

(CNN) 米国のトランプ大統領は26日、感染拡大が続く新型コロナウイルスについて記者会見を行い、国として初期段階から対策を講じたことにより、国内で感染が広がった場合も米国民へのリスクは「きわめて低いものにとどまっている」との認識を示した。

ホワイトハウスで会見したトランプ大統領は、渡航制限や感染者の隔離といった対策をすでに実施したとして「我が国は対応する用意ができている。疫病の蔓延に対し、必要な措置はすべてとれるようにしてある。蔓延すればの話だが」と強調した。

ウイルスに効果のあるワクチンの開発については「順調に進んでいる。医師と話したところ、かなり早期に開発できるものだと考えている」と述べた。ただワクチン開発を手掛ける米国立衛生研究所(NIH)は、開発に少なくとも数カ月かかり、その後臨床試験を経て一般に出回るのは1年以上先との見方を示している。

トランプ大統領はさらに、ペンス副大統領がウイルス対策の陣頭指揮を執ると発表。現在感染が拡大しつつあるイタリアや韓国といった国にも渡航制限をかけるかとの問いには「現状では適切なタイミングではない」と答えた。

また米国内での感染が拡大した場合に備えて「大量の」マスクを発注したとも明かした。トランプ氏自身は国境を厳重に管理しているためマスクが必要な事態になるとは思わないとしながらも、「最悪のシナリオを想定している。先手を取った対策を講じなくてはならない」と述べた。

米国内での感染者については「ほとんどが回復している」と説明。クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客だった患者も、「隔離中で、快方に向かっている」とした。

一方、会見に同席した米疾病対策センター(CDC)の幹部は、米国民に対し、今後も新たな感染者が出ることを想定しておくよう呼びかけた。そのうえで企業や医療施設、大学、学校などで感染拡大を防ぐ取り組みを行う絶好のタイミングだと指摘した。

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