米下院委、司法長官への議会侮辱決議を可決 ロシア疑惑報告書めぐり

バー司法長官を議会侮辱罪に問う決議案が下院司法委員会で可決された/Alex Wong/Getty Images

バー司法長官を議会侮辱罪に問う決議案が下院司法委員会で可決された/Alex Wong/Getty Images

(CNN) 米下院司法委員会は8日、マラー特別検察官がまとめたロシア疑惑捜査報告書の全文提出に応じなかったとして、バー司法長官を議会侮辱罪に問う決議案を可決した。

採決結果は賛成24対反対16で、民主党議員が賛成、共和党議員が反対に回った。

これに先立ち、トランプ米大統領は同日午前、マラー特別検察官の報告書とその基になった証拠をめぐり大統領特権を行使した。司法省は前日夜、司法委員会が議会侮辱決議案の採決に踏み切るなら大統領に特権行使を要請すると警告していた。

決議案可決と大統領特権の行使により、議会調査をめぐる下院民主党と政権の対立は一層激化した。トランプ大統領は民主党の召喚状を全面拒否する構えを示す一方、民主党側はトランプ氏による議会調査の妨害が続けば、弾劾(だんがい)の検討も辞さないと示唆している。

バー氏は民主党主導の下院で議会侮辱罪に問われる初の政権当局者となる可能性がある。決議案は下院本会議で採決される見込みで、その後は法廷闘争に至るのが確実だ。

決議案採決に先立ち、下院司法委員会では長時間の激しい議論が交わされた。民主党は政権による調査妨害を念頭に「憲法上の危機」を警告。これに対し共和党は、民主党側が職権を乱用して司法長官を追及していると非難した。

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