共和党支持者の51%、メディアは「国民の敵」 米世論調査
ワシントン(CNN) 米共和党支持者の51%がトランプ大統領の主張に同調し、ニュースメディアは「国民の敵」と受け止めていることが米キニピアック大学の最新世論調査結果で19日までにわかった。
同党支持者でメディアは民主主義の重要な要素と位置付けたのは36%だった。
民主党支持者と無党派層を見た場合、メディアは国民の敵としたのはそれぞれ5%と25%。民主主義の重要な構成要因としたのは91%と65%だった。
今回調査の全体的な数字では、国民の敵としたのは26%で、民主主義の重要な部分としたのが65%。残りは無回答もしくはわからないだった。
同大は過去数カ月間、類似の世論調査を実施しているが全体的な数字は大きな変動がない形となっている。
一方、共和党支持者の回答内容をたどった場合、国民の敵と判断したのは7月の調査結果では45%。民主主義の要素としたのが44%とほぼきっ抗。6月の同様調査ではそれぞれ42%と35%だった。4月の調査では51%と37%だった。
昨年3月の調査では、「一部のニュースメディアは米国民の敵」とするトランプ大統領の主張に同意もしくは不同意するかと質問の表現を変えて尋ねていた。共和党支持者の81%がトランプ氏の言い分を支持すると応じ、逆の回答は17%だった。
今回調査は8月9~13日、有権者1175人を対象に実施した。