30歳息子の同居を拒否、両親が提訴 米裁判所も支持

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30歳の息子の同居を巡り裁判が行われた

30歳の息子の同居を巡り裁判が行われた

(CNN) 米ニューヨーク州の地方裁判所は27日までに、自宅の部屋に8年間居続けていた30歳息子の即刻の退去を求めた両親を支持する判断を示した。

同州カミラスに住む両親は今月、裁判所に提訴。今年2月から5回にわたって息子に突き付けた通告状などを証拠として提出した。また、息子が新しい部屋を見付けるための資金提供も申し出ていた。

一方、息子は退去通告は半年間の時間的余裕を伴うべきだと主張。CNN姉妹局「HLN」の取材に、両親との同居は嫌で早急に出たいが、即座には出来ないと訴えた。

審理で息子側は、間借り人は退去前に半年の期間が必要とする慣習法が採用された過去の判例も引用したが、地裁判事は通告状だけで十分とその主張を退けた。息子は上訴を予定している。

また、両親が早急な退去を求めた理由は知らないとし、関係も悪化したと指摘。和解も期待出来る状況ではないと述べた。今後3カ月間内に両親宅を離れたいとも望んだ。

両親は5度の通告状で、即座退去や2週間内の荷物処理などを要求し、実家へ戻ることも拒否。この措置の履行に必要な全ての行動を取るとも警告していた。

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