米サウスウエスト機がまた緊急着陸、飛行中に窓に亀裂
(CNN) 米イリノイ州シカゴからニュージャージー州へ向かっていたサウスウエスト航空の米国内便が2日、窓ガラスに突然亀裂が入るトラブルに見舞われ、オハイオ州のクリーブランド・ホプキンズ国際空港に緊急着陸した。米連邦航空局(FAA)などが明らかにした。
サウスウエスト航空機は4月17日にも、飛行中に突如窓ガラスが割れ、機外へ吸い出されかけた女性乗客が死亡する事故があったばかり。
同航空によると、2日に緊急着陸した機体は、多層構造の窓ガラスの外側の層に亀裂が入った。現時点で原因は不明。FAAが原因究明に当たっている。
機内の気圧は低下せず、酸素マスクも降りなかった。同機は非常事態を宣言することなく、行き先を変更して近くの空港に無事着陸した。
割れた窓ガラスの写真を撮影した乗客の女性は、「飛行中に窓ガラスにひびが入った。クリーブランドに無事着陸したけれど、怖かった」「大きな音が聞こえた。窓は大きくひび割れて、下の部分が欠けた」と伝えている。