NRAの高校ライフル部支援、教育委認めず 地元企業が寄付で肩代わり

90秒でわかる「全米ライフル協会」

(CNN) 米東部ペンシルベニア州にある高校のライフルチームが、設備の更新のための助成金を全米ライフル協会(NRA) から受けようとしたところ、教育委員会の決定によって却下される出来事がこのほどあった。その後この高校には事情を知った地元の企業から支援の申し出が殺到し、本来必要な金額を上回る寄付が寄せられた。

ペンシルベニア州ストラウズバーグ高校のライフルチームは、1970年代から使用している備品を更新する必要に迫られていた。更新のためのコストは5000ドル近くに上るが、NRAから助成金を得られればこれを賄えることが分かり、昨年12月に支援を申請。最近になって申請が受理され、あとはストラウズバーグ教育委員会の承認を得るのみとなっていた。

ところが26日、同委員会は投票の結果、6対2でNRAによる支援を認めない決定を下した。

ライフルチームのコーチを務めるマイク・ケンドロさんはCNN系列局のWNEPの取材に答え、期待していた支援が委員会によって突然拒絶されたと強調。「生徒も私も大いに憤慨した」と語った。それでも「地元の心ある人々が、まさに草の根のレベルで、チームに手を差し伸べてくれた」という。

結局、地元企業十数社から6000ドル近い寄付が集まった。寄付を申し出た経営者の1人はWNEPに対し「地元のアメフトチームが70年代から同じヘルメットを使っているとしたら、そんな状況は到底受け入れられない。ライフルチームでも同様だ」と語った。

寄付は28日に高校の責任者へ手渡された。贈答という形式のため、教育委員会による承認は不要だった。同校のライフルチームはこの寄付を活用して備品を新調し、秋から始まるシーズンに臨むことになる。

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