トランプ陣営の選対責任者を逮捕、女性記者への暴行容疑

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
フィールズさんはつかまれてできたとする左腕のあざをネット上に公開した

フィールズさんはつかまれてできたとする左腕のあざをネット上に公開した

トランプ氏は、この件がフィールズさんの作り話だと主張している。29日午後には専用機内での記者団との会話で、「彼女のあざが前からあったものではないと言い切れるだろうか」「あざがこの時にできたなら叫んだりするはずではないか」などと語った。

ルワンドウスキ容疑者については「立派な人物だ」と語り、「私は人を切り捨てたりしない」と述べるなど、解任の意思はないことを示唆した。ルワンドウスキ容疑者はトランプ氏への熱心な支持や尊大な態度でよく知られている。

トランプ氏はまたツイッター上で、フィールズさんが8日の会見後に自分の腕をつかんだとほのめかし、「彼女はどうして許されるのか。こちらが訴えようか」などと問い掛けた。

フィールズさんが警察に通報する前の時点から、トランプ氏は「現場にいたシークレット・サービス要員からは何もなかったと聞いている」と主張。ルワンドウスキ容疑者もまた、フィールズさんの「完全な妄想」だと切り捨て、「あなたに触れてはいない」とツイートしていた。

トランプ氏と指名を争うライバルたちは、同容疑者の逮捕に素早い反応を示している。テッド・クルーズ氏は記者団に、「これはトランプ陣営の風土が生み出した結果だ」「個人への侮辱や攻撃、そしてこうした暴力に基づく選挙運動は、我が国の民主主義に参加する資格がない」と語った。

「USA」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]