手術受けたブッシュ前大統領の心臓、当初認識よりも重篤

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ブッシュ前大統領の心臓、実は重篤だった

(CNN) ジョージ・W・ブッシュ前米大統領(67)が今年8月に心臓手術を受けた際の容体は、当初認識されていたよりも重篤だったことが16日までに分かった。複数の情報筋の話などから明らかになった。

ブッシュ前大統領は8月に心臓の動脈に詰まった部分があると診断され、翌日ダラス市内の病院で動脈を広げるためのステント挿入手術を受けた。この時、動脈の狭窄(きょうさく)度は95%に達していたという。

米誌ナショナル・ジャーナルが狭窄度を伝えたのに対し、前大統領に近い情報筋の1人は「生死にかかわる病状ではなかった」と述べ、別の1人は「非常に深刻だった」と語った。

専門家らによれば、血管の内部が95%狭窄した場合、必ず心臓発作を起こすというわけではないが、その危険性は高く、早急に対処する必要があるという。

前大統領の術後の経過は良好とされる。最近のテレビインタビューでも「至って元気だ。ただ血を固まりにくくする薬を飲んでいるから、ひげそりの傷で大量出血して死にそうになったがね」と冗談を飛ばしていた。

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