NY市長宛てに猛毒リシンの封筒、脅迫状も

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NY市長宛ての封書から猛毒リシン検出

(CNN) 米ニューヨーク市警は29日、ブルームバーグ市長宛てに届いた複数の封書から、初期検査で猛毒リシンの反応が出たことを明らかにした。

問題の封書には、ブルームバーグ市長に対する脅迫状が入っており、銃規制をめぐる論議に言及していたという。

うち1通は市役所の郵便処理施設で24日に開封され、これに触れた緊急対応要員数人が軽度のリシン中毒の症状を訴えて25日に診察を受けた。症状は間もなく収まったという。一般職員には症状は出ていないとされる。

もう1通の封書は、ブルームバーグ市長が創設した銃規制強化推進団体の幹部が26日にワシントンで開封した。警察の発表によると、この幹部にリシン中毒の症状は出ていないとみられる。

捜査当局者がCNNに語ったところでは、封書は2通とも同じ消印が押してあった。いずれもニューヨーク市やワシントンで投函されたものではないという。

今回の事件をめぐり、米連邦捜査局(FBI)も捜査に乗り出したことを明らかにした。

ブルームバーグ市長は銃規制強化に賛成する立場から積極的に発言していた。

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