同性婚認める州法、デラウェア州で成立 米11州目

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デラウェア州が同性婚を認める11番目の州に

デラウェア州が同性婚を認める11番目の州に

(CNN) 米デラウェア州で7日、同性同士の結婚を認める法案が州議会を通過し、ジャック・マーケル知事の署名で成立した。米国の州で同性婚が合法化されたのはこれで11州目。

法案は4月に州下院を通過し、7日に州上院が行った採決で12対9の賛成多数で可決された。同法の成立により、男性同士、女性同士のカップルが正式に結婚できるようになる。

同法の成立を受けてデラウェア州のマーケル知事は、「歴史の新たな1章が記された。デラウェア州の正義と平等がさらに前進する」との談話を発表。

ボー・バイデン州司法長官は、「これでデラウェア州の住民は法の下で平等になり、誰を愛し、誰と人生を共に過ごすかを自由に選べるようになる」とコメントした。同司法長官はバイデン米副大統領の息子。

同性婚の是非をめぐっては、結婚を男女間のものと規定した米連邦法の「結婚保護法」と、同性婚を禁止したカリフォルニア州の住民投票について合憲性を問う裁判が米最高裁で争われており、6月にも判決が言い渡される見通し。

米国ではこれまでに、ロードアイランド、アイオワ、ニューヨーク、バーモント、ニューハンプシャー、マサチューセッツ、コネティカット、メーン、メリーランド、ワシントンの各州と、首都のあるコロンビア特別区が同性婚を認めている。

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