車のシートベルト着用率は86%、過去最高を記録 米国

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ワシントン(CNN) 米高速道路交通安全局(NHTSA)は17日までに、車の運転者や乗客のシートベルトの着用率が今年、86%と過去最高の水準を記録したとの年次報告書を発表した。前年比で2ポイント増。

同局によると、着用率は1994年以降、増加基調を維持。日中の時間帯における乗用車による事故死なども減少している。

シートベルト着用率で大きな改善を見せたのは南部地域で、昨年の80%が今年は85%に上昇。地域別に見た場合、西部の94%が最高の比率だった。

ベルト利用を義務付け、違反した場合は処罰する法律を持つ州では着用率がやはり高かった。この種の法律を持つのは32州と首都ワシントンがあるコロンビア特別区。他の17州では、他の交通違反行為で摘発された場合のみ、シートベルト着用の有無も同時に処罰対象に含める法律を施行している。

NHTSAによると、これらの法律を有していないのはニューハンプシャー州の1州のみとなっている。

今回発表された報告書は、無作為に選んだ道路でシートベルト着用を視認で確認したデータなどを利用して作成。担当者は路上に立ったり、高速道路の場合は車を利用したりして作業を進めた。

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