乱射事件で負傷のギフォーズ元議員、故郷アリゾナで生活へ 1年半ぶり

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ガブリエル・ギフォーズ前議員=同議員事務所提供

ガブリエル・ギフォーズ前議員=同議員事務所提供

(CNN) 昨年1月にアリゾナ州トゥーソンで演説中に銃撃を受け、重傷を負ったガブリエル・ギフォーズ前下院議員が12日、事件直後から入所していたテキサス州ヒューストンのリハビリ施設を出てアリゾナ州南部の故郷へ戻った。

ギフォーズ氏は療養中も何度か同地を訪れていたが、生活の拠点をここへ移す日を待ち望んでいたという。夫で元宇宙飛行士のマーク・ケリー氏が、インターネットの短文投稿サイト「ツイッター」で明らかにした。

地元当局の記録によると、夫妻は今年6月、トゥーソン中心部にある10部屋の一戸建てを149万5000ドル(約1億1700万円)で購入していた。

ギフォーズ氏は事件当時、下院議員の3期目に入っていたが、今年1月に治療に専念するとして辞職。補欠選挙では、元秘書で事件の負傷者の1人だったロン・ハーバー氏が当選した。

ギフォーズ氏は議員辞職を表明したビデオの中で、いずれ復帰してアリゾナ州と米国のために政治活動を続けたいとの意向を示していた。

事件で起訴されたジャレット・ロフナー被告(23)は今月7日、殺人など19件の罪を認めた。11月の量刑言い渡しで、仮釈放なしの終身刑となる見通しだ。

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