ロムニー氏の副大統領候補はライアン議員か、米大統領選

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ウィスコンシン州選出のポール・ライアン連邦下院議員(左)とミット・ロムニー氏

ウィスコンシン州選出のポール・ライアン連邦下院議員(左)とミット・ロムニー氏

米バージニア州リッチモンド(CNN) 複数の米共和党筋は11日、今年11月の大統領選で同党候補に確定したミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事が副大統領候補としてウィスコンシン州選出のポール・ライアン連邦下院議員を選んだと明らかにした。

一方、ロムニー氏陣営は10日夜に声明を発表し、同氏が4州を4日間で回る遊説をバージニア州ノーフォークから開始するに伴い、副大統領候補を11日朝に明らかにすると述べた。

ロムニー氏に近い筋はCNNに対し、同氏は10日夕、副大統領候補の最終候補として残っていた政治家らの一部に電話し、候補が最終決定したことを説明したと述べた。ただ、電話では選んだ人物の名前を明かさなかったという。

共和党筋はCNNに対し、有力候補とされていたフロリダ州選出のマルコ・ルビオ上院議員やティム・ポーレンティー前ミネソタ州知事、オハイオ州選出のロブ・ポートマン上院議員の3氏には最終選考から漏れたことが伝えられたと述べた。

ポートマン議員とポーレンティー前知事が有力との憶測が強かったが、この2氏の起用は消えたとの見方が最近広がっていた。代わりにライアン議員とルビオ議員が浮上していたが、ワシントンの政界ではルビオ氏についてフロリダ州での党資金運用で論議を招いた経緯があることなどから起用は疑問視されていた。

ロムニー氏は今回の遊説で、バージニア、ノースカロライナ、フロリダとオハイオ各州を回る。

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