NZの入国規制、段階的に緩和へ 外国人は来年4月末から受け入れ

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クライストチャーチの空港でオーストラリアから到着した親族を迎える人々/Li Xiaogang/Xinhua News Agency/Getty Images

クライストチャーチの空港でオーストラリアから到着した親族を迎える人々/Li Xiaogang/Xinhua News Agency/Getty Images

(CNN) ニュージーランドは来年1月以降、新型コロナウイルスワクチンの接種を完了した渡航者を対象に、入国規制を段階的に緩和する計画を明らかにした。

ヒプキンス新型コロナウイルス対応相が24日の記者会見で発表した。

ワクチン接種済みでニュージーランド国籍または永住権を持っている人は、オーストラリアからの渡航なら来年1月16日、他国からは2月13日以降、入国が可能になる。

ワクチン接種済みの外国人は「高リスク」とされる国からの渡航を除き、4月30日に受け入れを開始する。

ヒプキンス氏は段階的な規制緩和について、「慎重なリスク管理を確実にするために最も安全なアプローチだ」と述べた。

ニュージーランドへの入国は昨年3月以来、厳しく制限されてきた。外国在住者が帰国する際も、政府が運営する施設での隔離が義務付けられている。隔離施設の定員は限られているため、オンラインで抽せんに申し込む必要がある。

オーストラリアなど海外に住むニュージーランド人は多数いる。人口500万人の同国で、外国にいる家族や友人と2年近く会っていないというケースも多い。

新たなルールでは入国時に7日間の自宅隔離、ワクチン接種証明と検査での陰性証明、高リスク国を訪れていないことを示す申告書が求められる。

ヒプキンス氏は会見で、一部の規制は当分の間、維持されるだろうと予告。「いずれはもっと自由に国境を越えることができ、自主隔離期間も不要になる時がくるだろう。今はまだその時ではない」と述べた。

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