世界の空港利用客数ランキング アトランタ首位、羽田は5位
ジョージア州アトランタ(CNN) 国際空港評議会(ACI)が16日に発表した世界の空港の利用客数ランキングで、米ジョージア州のハーツフィールドジャクソン・アトランタ国際空港が21年連続で首位に立った。
アトランタ国際空港を利用した乗客は、2018年の1年間で約1億700万人となり、3.3%増えた。
世界の乗客数の合計は6.4%増の88億人となり、航空貨物輸送も3.4%増えている。
年間の利用客が4000万人を超えた空港は2008年の16空港から、今回調査では54空港に増加した。
アトランタは北米のハブ空港として首位を保ち続けている。米国の3億人あまりの人口のうち約80%は、同空港から2時間の飛行で到達できる圏内にいる。
国際線の乗客数ではドバイ空港がトップ、次いで英ロンドンのヒースロー空港、香港国際空港の順だった。
利用客数の増加率では、上位30空港のうち12空港を中国またはインドの空港が占めた。トップに立ったインド・バンガロールの空港は、2018年の利用者が29%増の3230万人になった。
2018年の空港利用客数ランキングは以下の通り。
1.ハーツフィールドジャクソン・アトランタ空港(米ジョージア州)1億740万人
2.北京首都国際空港(中国)1億100万人
3.ドバイ国際航空(アラブ首長国連邦)8910万人
4.ロサンゼルス国際空港(米カリフォルニア州)8750万人
5.羽田空港(日本)8690万人
6.シカゴ・オヘア国際空港(米イリノイ州)8320万人
7.ロンドン・ヒースロー空港(英国)8010万人
8.香港国際空港(中国)7450万人
9.上海浦東国際空港(中国)7400万人
10.パリ・シャルルドゴール国際空港(フランス)7220万人