スリランカ、野生動物とカレーとサーフィンの旅

サファリから国立公園の外にあるキャンプでは、スリランカ名物のカレーを食べることができる。カレーには写真に残したくなるような美しさがある。

アマン・リゾートのシェフ、スミト・バトラさんは、カレーの素材の選択肢は無限だと語る。ジャガイモ、カボチャ、ビーツ、ジャックフルーツ、バンノキの実、カシューナッツ、マンゴー、パイナップル、バナナの花、レンズ豆など実にさまざまだ。

「スパイスの組み合わせも多様で、トウガラシ、カレーリーフ、シナモンはその代表だ。ココナッツミルクと削ったばかりのココナッツも使う」とバトラさんは言う。

アマン・リゾートはスリランカの最南端に近い漁村タンガレで「アマンウェラ」というリゾート施設を運営している。ヤーラからは車で１時間半ほどだ。

タンガレからスリランカ南端を通り地方都市のゴールに至る海沿いには美しいビーチが連なり、季節によってはホエールウォッチングも楽しめる。また、サーフィンに最適で、特にタンガレに近いニルウェラはお勧めのサーフィンスポットだ。

地元のサーフィンのインストラクター、バンドゥラ・ガルディヤワサムさんは、「サーフィンをするならスリランカはお勧めの旅行先だ。穴場のサーフィンスポットがたくさんある」とし、「海水温は１年中理想的で、サメやクラゲの心配もない」と述べた。