香港で人気 体験型の脱出ゲーム

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体験型の脱出ゲームが人気 香港

(CNN) 手錠をかけて暗い部屋に閉じ込められたり、目隠しされて牢獄に入れられたり――。テレビゲームや映画の「脱出劇」を実際に体験できるアトラクションが、香港で人気を呼んでいる。

アトラクションの名は「Freeing HK」、中国語では「逃出香港」。友人とチームを組んで、密室からの脱出を試みる。部屋はそれぞれ「アルファ博士の研究室」「脱獄」などと名付けられ、パズルや暗号、レーザー迷路が仕掛けられている。窮地に陥ったチームは1回だけ、スタッフにヒントを求めることができる。

料金は1人16ドル(約1500円)前後、制限時間は45分。脱出に成功するのは4組のうち1組ほどの割合だという。廊下の壁には、「脱出成功」あるいは「失敗」というプレートを手にしたチームの写真が並ぶ。

職場の同僚と遊びにきたという男性は、「バーチャルのゲームよりずっと難しい」と話す。その難しさに魅力を感じるのか、昨年11月のオープンからこれまでに7000人以上が来場した。5月末には新たに2店舗がオープンする。「吸血鬼の城」「世界一周」といった部屋を設ける予定だ。新しいテーマのゲームをひとつ考案するのに、20人ほどのスタッフが1カ月かけるという。

創業者の1人、インスタント・ワン氏は「コンピューターの前に座っている人々を現実の世界へ連れ出したい」と語る。今後中国本土やマカオにも進出し、アジアからさらに世界へビジネスを広げたいと話している。

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