マスク氏との格闘技対決話はもう潮時、ザッカーバーグ氏が表明
(CNN) 米メタのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)(39)が、SNSのX(旧ツイッター)を経営するイーロン・マスク氏(52)との格闘技対決について、マスク氏が真剣でないのならもうけりを付けると表明した。
「イーロンは日程を確認しようとせず、次は手術が必要だと言い、今度は私の裏庭で練習させろと言ってきた」。ザッカーバーグ氏は13日、メタ傘下のSNS、スレッズにそう書き込んだ。
「もしイーロンが日程や公式イベントについて本気なら、私にどう連絡すべきかは知っている。そうでないのならもう先へ進む時だ。私はこのスポーツに真剣に取り組む人との対戦に集中する」
ザッカーバーグ氏はマスク氏との対戦について8月26日を提案していたが、マスク氏は確認していなかった。
一方でマスク氏は先週、Xを使って対戦をストリーミング配信すると書き込み、「一日中重量挙げをして対戦に備えている」と投稿。収益はすべて退役軍人のために寄付するとしていた。
両氏は6月、金網に囲まれたリングで闘うケージマッチの対戦で合意したように見えていた。メタが7月にツイッターと直接競合するスレッズを立ち上げたことで、注目は一層高まった。
ザッカーバーグ氏は7月10日、スレッズの登録ユーザーが立ち上げから数日で1億人を突破したことを明らかにした。
しかし数週間後の業界推計によれば、スレッズはユーザーのつなぎ止めに苦戦して、利用者が減り続けている。