英、5G通信網から中国ファーウェイを排除 一部容認から一転

英政府は「5G」の通信網から中国の華為技術を排除することを明らかにした/David Becker/Getty Images North America/Getty Images

英政府は「5G」の通信網から中国の華為技術を排除することを明らかにした/David Becker/Getty Images North America/Getty Images

ロンドン(CNN Business) 英政府は14日、次世代通信規格「5G」の通信網から中国の通信機器世界大手、華為技術(ファーウェイ)を排除すると明らかにした。今年1月にはファーウェイ製品を一部容認する姿勢を示していたがこれを一転させた形だ。

BTやボーダフォンといった通信事業者は導入済みのファーウェイ製品を2027年までに通信網から撤去する。

ダウデン英デジタル・文化相は、米国によるファーウェイへの制裁が状況を大きく変えたと説明した。

ダウデン氏は、ファーウェイの部品供給網に不確実性が生まれたことで、英国はファーウェイの5G通信網機器の安全性を保障することに確信が持てなくなったと述べた。

英国の決定はトランプ米政権にとって大きな勝利といえそうだ。トランプ政権は、中国企業は国家安全保障に対する脅威だとして、5G通信網にファーウェイ製品を利用しないよう同盟国に働きかけていた。

英国は欧州連合(EU)からの離脱を受けて新しい貿易先を探しているが5G通信網からファーウェイ製品を排除したことで中国からの反発を招く危険性があるほか、5G通信網の全国規模での展開が少なくとも1年は遅れる可能性があるという。

今回の決定はファーウェイにとって大きな打撃だ。ファーウェイは20年にわたって英国で事業を展開していた。欧州は主要な市場のひとつでもあり、昨年の売り上げの24%を占めている。

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