グーグルマップに新機能、新型コロナの関連情報を表示

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「グーグルマップ」に新型コロナウイルスの関連情報を表示する新機能が追加された/Olivier Douliery/AFP/Getty Images

「グーグルマップ」に新型コロナウイルスの関連情報を表示する新機能が追加された/Olivier Douliery/AFP/Getty Images

(CNN) 米グーグルはこのほど、グーグルマップの新機能として、新型コロナウイルス感染の流行地域で関連情報を表示するなどの新サービスを一部の国で開始した。

新型ウイルス感染が世界各地に拡大するなか、各国政府や地方当局は現地の状況に応じてさまざまな規制を設けている。

グーグルマップはこうした情報を収集し、ユーザーに警告する機能を追加した。

一つ目は、ユーザーが国境を越える時に検問所の位置を示したり、通過地域で課されているマスク着用、対人距離確保などのルールを通知したりするサービスだ。これは現在、カナダとメキシコ、米国で提供されている。

二つ目は、医療機関や検査所へ向かうユーザーに、行き先の施設での受診基準や指針を知らせるサービス。到着後に受け入れを断られたり、医療機関側に余計な負担をかけたりする事態を防ぐ狙いがある。

医療機関についての情報はインドネシアやイスラエル、フィリピン、韓国、米国で、検査所の情報は米国内で利用できる。

三つ目は、流行地域の公共交通機関を利用するユーザーに、マスク着用のルールや運行制限などの状況を知らせるサービス。アルゼンチン、オーストラリア、ベルギー、ブラジル、コロンビア、フランス、インド、メキシコ、オランダ、スペイン、タイ、英国、米国の各国が対象だ。

グーグルマップには昨年、公共交通機関を利用するユーザーからの報告を基に混雑状況を予測する機能が導入された。その報告や閲覧の操作もさらに簡略化され、混雑を避けやすくなったという。

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