ネット接続の遅さはクリスマス電飾のせい? 英当局が助言

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
クリスマスの電飾がネット接続遅延の原因に?=ROBERT ONDROVIC

クリスマスの電飾がネット接続遅延の原因に?=ROBERT ONDROVIC

ロンドン(CNNMoney) 英放送通信庁(オフコム)は家庭内無線LANの接続障害に関する報告書を公表し、通信速度の低下といったトラブルの約20%は電子機器や照明によって引き起こされていると指摘した。

オフコムによると、無線LANの接続速度の低下は大抵の場合、ネットワークの混雑やインフラの問題に起因する。しかし同じ周波数を使うベビーモニターや家庭用電話機なども無線LANに干渉することがあるという。

「ハロゲンランプ、電子調光スイッチ、ステレオやコンピューターのスピーカー、(クリスマス)ライトは、いずれもブロードバンドルーターに干渉を引き起こすことが分かっている」とオフコムは説明。対策として、ベビーモニターなど無線信号を出す装置からできるだけ離れた場所にルーターを設置するよう助言した。

ルーターなどの設置場所を変更するだけで、状況は目に見えて改善するという。

また、壁や家具、さらには壁の中を通るケーブルなどによって信号が遮られるのを防ぐため、家の中央にルーターを置くことが望ましいとした。もし接続障害が発生した場合は、ルーターを再起動すると解決することがあるという。

オフコムでは無線LANの接続状況をチェックできるスマートフォン向けアプリの提供も開始している。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「Tech」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]