Gメール、「送信取り消し」機能が使用可能に
(CNN) 米グーグルのウェブメールサービス「Gメール」で、送信の操作を直後に取り消す機能が使えるようになった。
特定の相手だけにあてて書いた個人的な内容のメールを、誤って「全員に返信」で送ってしまったら?――そんな失敗を「なかったこと」にできるのが、「送信取り消し」の機能だ。
有効にするには、Gメール画面の右上にあるギアマークから「設定」をクリックし、送信取り消しの項目をチェックする。
取り消せる時間は、送信後5~30秒の間で選べる。メールを送信した後でも、その間なら「取消」の表示を選んで誤送信をなかったことにできる仕組みだ。
グーグルは22日の発表後、ただちにユーザーのアカウント更新作業を開始した。すべてのユーザーがこの機能を使えるようになるまでには2週間ほどかかる可能性があるという。
取り消し機能はこれまでも、Gメールの新機能をテストする「Labs」上で公開されていたが、知る人は少なかった。このほかの実験的機能も、設定ページのメニューからLabsのタブを選択すれば一覧が表示され、試すことができる。