サイバー攻撃で電力網ダウンも 米NSA局長が中国を名指し

サイバー攻撃で電力網ダウンも 米NSA局長

(CNN) 米国家安全保障局(NSA)のロジャーズ局長は20日の議会委員会で、米国の電力網などの重要インフラにサイバー攻撃を仕掛けて機能不全に陥れることのできる数少ない国家の1つとして、中国を名指しした。

米サイバー司令部の司令官も兼ねるロジャーズ局長は、中国や他国からのウイルスが、米政府のコンピューターシステム上で見つかっていると証言。こうした攻撃は米国のインフラの特定部分を狙ってダウンさせることができ、市民生活に影響が及ぶ恐れがあるとした。

「彼らは我々のシステムの設定に関する情報を盗み、ぜい弱性などを探し出そうとしている」「複数の国家がこうした機能に投資している」とロジャーズ局長は指摘する。ただ、中国以外の国家を名指しすることは避けた。

国家による犯罪行為を覆い隠すための「代理」となるサイバー犯罪集団も存在感を強めているという。こうした集団について米共和党のマイク・ロジャーズ議員は、サイバー空間で国家に雇われた「サイバーヒットマン」と形容した。

サイバー空間を脅かす存在は特定国家にとどまらない。米国のサイバー空間には既に、企業など米国経済を担う重要セクターを破壊しようとする集団が存在するとロジャーズ局長は述べ、「重大な事態が起きるかどうかではなく、いつ起きるかの問題だ」と警鐘を鳴らした。

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