スノーデン元CIA職員、ロシアでの亡命延長を申請
(CNN) 米国家安全保障局(NSA)による情報収集活動を暴露し、現在ロシアに亡命中のエドワード・スノーデン米中央情報局(CIA)元職員がロシア政府に対して亡命期間の延長を正式に申請したことが分かった。ロシアの国営メディアが9日伝えた。
RIAノーボスチ通信によれば、スノーデン元職員の弁護士は期間延長について、「どういう形での延長を求めているかは言えない。それを決めるのは当局だからだ」と語った。弁護士によれば、スノーデン元職員に現在認められている短期亡命は、7月31日で期限を迎える。スノーデン元職員は昨年、5週間にわたってモスクワの空港に滞在した後、8月1日に1年間の亡命が認められていた。
それ以降、スノーデン元職員はロシアでウェブサイトを立ち上げたり、NSAの情報収集活動についてメディアの取材に答えたりと活発な活動を続けている。
米当局はスノーデン元職員をスパイ罪や政府の資産を盗んだ罪で訴追している。