中国批判のNBA選手、特注シューズで「現代の奴隷制」訴え ナイキの「沈黙」も非難

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シャーロット・ホーネッツとの試合で見られたエネス・カンター選手のシューズ=25日/Jacob Kupferman/AP

シャーロット・ホーネッツとの試合で見られたエネス・カンター選手のシューズ=25日/Jacob Kupferman/AP

(CNN) 米プロバスケットボール(NBA)ボストン・セルティックスに所属するエネス・カンター選手が、中国政府の少数民族に対する扱いを公の場で改めて批判した。米スポーツ用品大手のナイキにも矛先を向け、中国国内での不正義と戦うための取り組みを強化するよう求めている。

カンター選手は、シャーロット・ホーネッツを下した25日の試合で特別なデザインをあしらったシューズを着用。シューズには白地に黒い文字で「現代の奴隷制」、「言い訳はたくさん」を意味する文言が大書されていた。

同選手はまた、この日ツイッターに投稿した動画で中国の不法行為に沈黙するナイキを非難。「ナイキは米国での不正義には声を上げ続けているが、中国のことになるとだんまりを決め込む」「中国での警察の暴力は問題にしない。性的少数者のコミュニティーに対する差別について発言しない。中国の少数民族に対する弾圧には一言も触れない。声を上げるのが怖いんだ」と主張した。

カンター選手の批判はとりわけウイグル族のコミュニティーが被っている不正義に向けられる。米国務省の推計によれば、2017年以降ウイグルをはじめとする少数民族の最大200万人が中国西部新彊にある収容所に拘束されたという。

中国側は人権侵害の疑惑を再三否定。宗教的な過激主義とテロリズムを阻止するためこうした施設が必要だとしている。

カンター選手はさらに、誰がナイキのシューズを中国で作っているのかと問いかけ、シューズ業界は強制労働に「汚染されている」と指摘。「数百万人のウイグルの人々が拘束され、売られ、各地の強制労働収容所、刑務所、工場での作業に従事させられている。常時行動を監視され、長時間労働と劣悪な居住環境に置かれている」と語った。

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