試合中に倒れたエリクセン選手、一時心停止状態

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デンマーク代表のエリクセン選手。ピッチ上で倒れ心停止状態に陥った/Martin Rose/UEFA/Getty Images

デンマーク代表のエリクセン選手。ピッチ上で倒れ心停止状態に陥った/Martin Rose/UEFA/Getty Images

(CNN) サッカー欧州選手権(ユーロ2020)に出場していたデンマーク代表のMFクリスティアン・エリクセン選手(29)が試合中に倒れた件で、対応したチームドクターは13日、エリクセン選手が心停止の状態に陥り蘇生処置を受けていたことを明らかにした。

エリクセン選手は12日のフィンランド戦で試合中に倒れていた。

チームドクターは、なんと言うべきかわからないとしながらも「彼は亡くなったような状態だった。そして、我々は心肺蘇生を行った。あれは、心停止だった」と振り返った。除細動器の1度の使用でエリクセン選手は蘇生したという。

デンマークのサッカー協会によれば、エリクセン選手は入院先からチームメートと連絡を取った。容体は安定していて、さらなる検査のために引き続き入院するという。

デンマークとフィンランドの試合は蘇生処置のために一時中断された。再開後の試合はフィンランドが1―0でデンマークを下した。

デンマークの次の試合は17日でベルギーと対戦する。デンマークのカスパー・ヒュルマンド監督は、チームを14日には通常のルーチンに戻したいと述べた。

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