映画界で「男女平等」実現? ファミリー映画の主人公、半分が女性

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映画「キャプテン・マーベル」の主演を務めたブリー・ラーソン/Marvel Studios

映画「キャプテン・マーベル」の主演を務めたブリー・ラーソン/Marvel Studios

(CNN) 2019年に公開されたファミリー映画の興行成績上位100作品について、そのうちの48%は女性が主人公を務めていたことがわかった。ジェンダーとメディアに関するジーナ・デイビス研究所の調査で明らかになった。

実写もしくはアニメの作品で、レーティングが「G」「PG」「PG―13」のものについて、ファミリー映画と定義している。同研究所は女優のジーナ・デイビス氏が2004年に立ち上げていた。

2007年に公開されたファミリー映画では、女性のキャラクターが主要な役割を果たしていた作品の割合は24%にとどまっていた。

デイビス氏はCNNの取材に対し、電子メールで、「我々が自分自身をどうみて、自分たちの価値についてどう判断するのかに対して、メディアでのイメージは大きな影響を与える」と述べた。デイビス氏は、少女たちが自分たちについて、少年と同じくらい重要であり、興味のあることや重要な事柄の半分を行うと考える可能性が高いと指摘した。デイビス氏はまた、少年たちも無意識のうちに少女たちを平等な存在とみなす可能性がより高まると述べた。

映画「アボミナブル」は少女とイエティが友情をはぐくみ、共に旅で出る様子を描いた/Universal Studios
映画「アボミナブル」は少女とイエティが友情をはぐくみ、共に旅で出る様子を描いた/Universal Studios

今回の調査では、主要なキャラクターに占める有色人種の割合も上昇した。2007年の調査では22%だったが、2019年には30%に増えた。障害を持つ主人公の割合も10年前の1%から8%に上昇していた。

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