「ヒズボラ司令官の半数殺害」 イスラエル国防相

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ドローン攻撃により死亡したヒズボラの司令官の葬儀に参列する人々=17日、レバノン/Mohammed Zaatari/AP

ドローン攻撃により死亡したヒズボラの司令官の葬儀に参列する人々=17日、レバノン/Mohammed Zaatari/AP

(CNN) イスラエルのガラント国防相は24日、昨年10月7日以降に隣国レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの司令官の半数を殺害したと明らかにした。この主張について、ヒズボラ側は否定している。

ガラント氏はイスラエル軍の北部司令部で「作戦について踏み込んで協議」した後、同軍部隊がレバノン南部の全面で展開している作戦の成果を称賛した。

同氏は「レバノン南部のヒズボラの司令官の半数が排除された。われわれの集中攻撃で死ぬか、隠れて南レバノンを放棄するかのどちらかを迫られた」と述べた。

匿名を条件にCNNの取材に応じたヒズボラの関係者は、ガラント氏の主張を否定。「発言は馬鹿げている。国内向け、あるいはイスラエル北部の入植者向けのものだろう」と語った。ヒズボラはまだ「完全な動員」を発表していないとも指摘した。

イスラエルとヒズボラはここ数カ月、国境周辺でほぼ毎日交戦しており、死者も出ている。この交戦により、両国で何万人もの人々が避難を余儀なくされている。

イスラエル軍は大砲や戦闘機、ドローン(無人機)で攻撃し、ヒズボラはロケット砲やミサイルで応戦している。

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