ファーガソン元監督、ＩＣＵを出る 一般病棟でリハビリへ
アレックス・ファーガソン氏は今後、一般病棟でリハビリを続けるという
（ＣＮＮ） プロサッカーの英イングランド・プレミアリーグに所属する名門クラブ、マンチェスター・ユナイテッドは１１日までに、同クラブで長年にわたって監督を務めたアレックス・ファーガソン氏（７６）が脳出血で倒れた件で、ファーガソン氏が集中治療室（ＩＣＵ）から一般病棟へ移ったと明らかにした。今後は、一般病棟でリハビリを続けるという。
ファーガソン氏は今月５日、自宅で脳出血のため倒れ、入院していた。
クラブは声明で、ファーガソン氏について、ＩＣＵでの治療が必要なくなり、入院患者としてリハビリを続けると明らかにした。クラブはまた、ファーガソン氏の家族が支援や善意に「圧倒されている」としながらも、回復に向けて引き続きプライバシーの尊重を求めていると述べた。
プレミアリーグで最も成功した監督のひとりであるファーガソン氏は２０１３年に監督業から引退していた。２７年にわたる監督業で、リーグ優勝１３回を含む３０以上のタイトルを獲得している。
ファーガソン氏が倒れたとの情報が流れると、ソーシャルメディア上には回復を祈る声があふれた。その中には、チームに所属していたクリスティアノ・ロナルド氏やデービッド・ベッカム氏からのものもあった。
