露政府、「国全体の問題ではない」 シャラポワ薬物巡り

マリア・シャラポワ選手

マリア・シャラポワ選手

(CNN) 女子プロテニスのマリア・シャラポワ選手(28)のドーピング問題をめぐり、ロシアのペスコフ大統領報道官は9日、記者会で、ロシアのスポーツ界全体の問題として捉えるのは見当違いだと述べた。

ペスコフ報道官は「スポーツを政治問題化しようとする試み、何らかの目的を達するためにスポーツに政治の道具としての性格を与えようとする試みはスポーツを害するものであり、国際スポーツにとって受け入れがたく許されないものだ」と述べた。

シャラポワ選手は7日、1月の全豪オープンのドーピング検査でメルドニウムという禁止薬物の陽性反応が出たことを発表。国際テニス連盟(ITF)は同選手に12日以降、暫定措置として出場停止処分を科すとしている。

世界反ドーピング機関(WADA)は昨年、ロシアで国ぐるみの組織的なドーピングがあったとする報告書を出した。これを受けて国際陸上競技連盟(IAAF)はロシア陸連に暫定的な資格停止処分を下し、リオ五輪へのロシア陸上選手の出場も危ぶまれている。

ペスコフ報道官はシャラポワ選手のドーピング問題について「もちろん残念なことだ」としつつ、「ロシアのスポーツ界全体やロシア選手の偉大な功績に影を落とすような形で伝えられるべきではない」と述べた。

7日にはロシアの五輪金メダリスト、アイスダンスのエカテリーナ・ボブロワ選手も同じメルドニウムで陽性反応が出たことを明らかにしている。

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